今日は西郷隆盛について調べていました。
倫理学のレポートで大塩平八郎と西郷隆盛について書こうと思っています。
倫理学のレポートで大塩平八郎と西郷隆盛について書こうと思っています。
大義ってなんだろうって考える。
でも人は大義があるから、戦える・・・
二人とも陽明学を志し、権威に対して反旗を翻した人物です。
大塩平八郎は大阪の役人でした。
当時の大阪では米価格が急騰し、多くの餓死者がでていたそうです。
大塩はそんな不義を見過ごすわけにはいかなかったのでしょう。
陽明学の「知行合一」や「心即理」。
すなわち、「善は口先ではなく、実行しなければならない」
そして「真理は自ずに生ず」。
彼は挙兵します。
大塩は自らの大義に死んでいきます。
西郷の西南戦争。
西郷の挙兵をどう見るかにはいくつかの見方があるようですが、僕は西郷が最後の最後まで自害の勧告に下ることなく、戦い抜いたことから、また彼も大義の下に天寿を全うしたのだと思います。
西郷は明治維新の意義について疑問を持っていた。
明治維新=西洋化
本当に日本の進むべき道はこれでいいのか。
何かを見失ってはいないだろうか。
西郷は悩んだそうです。
西郷は一般的には征韓論のイメージが先行しがちですが、そのイメージは必ずしも正しいものではありません。
事実、江華島事件のあとに西郷は明治政府のやり方を激しく非難しています。
「それでは蛮行を繰り返す、西洋国と何がちがうのか・・・」と。
そして西郷は挙兵します。
「敬天愛人」
西郷の矜持とした思想。
西郷も愛国の情と供に大義を感じていたのだと思います。
大塩や西郷の挙兵は最終的に、時の権力者によって鎮圧されました。
この戦いから僕たちが学べることって何なんでしょう??
そんな疑問が僕の中に沸き起こってきます。
西郷や大塩は本当に、「反乱」が成功すると考えていたのでしょうか?
多分、そんなことはないと思います。
彼らは勝てないと分かっていて、戦ったんだと思います。
勝てないと分かっていながら、人が戦うことを可能にせしめるもの・・・
それが大義。
大塩は自分の周りで民が飢えて死んでいく姿に、兵を挙げる決意をする。
西郷は自分を慕ってくれる部下たちのために、国家への愛のために挙兵を決意する。
きっと「この記憶」が大切なんだと思います。
「大義を信じて頑張った人がいる」
「善のために立ち上がった人がいる」
という記憶を歴史に刻むこと、
それ自体にすごく大切で、
現代に暮らす僕たちが忘れてしまったような、
大事な意義があるのだと思います。
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☆★僕の想いを伝える日記☆★
「この世の中はおかしい」。そんな風に思う人はきっと多い。理想の生き方とはなにか。理想の社会とはなにか。そんなことを考え続ける人間でありたい。
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- プロフィール
HN:
Aichi
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/06/17
職業:
コンサルタント
趣味:
アルティメットフリスビー、読書
自己紹介:
はじめまして。Aichiです。
コンサルファームでアナリストをやっています。
【生きていく上で大切にしたい3か条】
1.矜持を持つ
僕は「矜持」という言葉が好き。
自分を正当化するためのプライドなんて必要ない。
自分に変なプライドがあって、
自分の可能性を狭めているのなら、
そんな偏屈な自尊心はポイっしたい。
素直な心があってこそ、
「誇り」は自らの力となる。
2.「理想主義」であること
僕は「現実主義」という言葉が好きじゃない。
よく「現実を見ろ」っていいますよね。
でもそれって結局のところ「現状維持」なんです。
理想を描ける人になりたい。
理想を語ることのできる人になりたい。
そういう意味での「理想主義」です。
3.誰かのために頑張れること
「社会貢献」ってよく聞きますけど、
それは一体何を意味するのでしょう。
「自分のまわりの人たちを大切にすること」、
僕はそんな風に定義できるのだと思います。
もちろん“まわり”っていうのは様々な範囲がある。
だから、ボランティアでゴミ拾いをしている人たちや、
食糧支援をしているNGOだけが「社会貢献」を担っているわけではない。
本当に小さなことでもいい。
「あなたがいてよかった」、
そんな風に思ってくれる人が一人でもいてくれれば、
それは紛れもなく「社会貢献」なのです。
コンサルファームでアナリストをやっています。
【生きていく上で大切にしたい3か条】
1.矜持を持つ
僕は「矜持」という言葉が好き。
自分を正当化するためのプライドなんて必要ない。
自分に変なプライドがあって、
自分の可能性を狭めているのなら、
そんな偏屈な自尊心はポイっしたい。
素直な心があってこそ、
「誇り」は自らの力となる。
2.「理想主義」であること
僕は「現実主義」という言葉が好きじゃない。
よく「現実を見ろ」っていいますよね。
でもそれって結局のところ「現状維持」なんです。
理想を描ける人になりたい。
理想を語ることのできる人になりたい。
そういう意味での「理想主義」です。
3.誰かのために頑張れること
「社会貢献」ってよく聞きますけど、
それは一体何を意味するのでしょう。
「自分のまわりの人たちを大切にすること」、
僕はそんな風に定義できるのだと思います。
もちろん“まわり”っていうのは様々な範囲がある。
だから、ボランティアでゴミ拾いをしている人たちや、
食糧支援をしているNGOだけが「社会貢献」を担っているわけではない。
本当に小さなことでもいい。
「あなたがいてよかった」、
そんな風に思ってくれる人が一人でもいてくれれば、
それは紛れもなく「社会貢献」なのです。
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