もう就職活動をやり始めて何か月か経ちますけど、就活って別に自分がどこの会社にいきたいかとかだけじゃなくて、自分について考えることができるから有意義だなぁと最近思います。
今日も昔のブログで書いたエッセイをを一つ抜粋。
まぁこれもちょっと長いです・・・笑
日本史教育の可笑しな点~ゼロ戦の誇り~ 2005年10月
零戦とは零式艦上戦闘機の略であります。当時零戦は世界で最も秀でた戦闘機の部類に入ります。零戦の特徴は開発当時において世界最大の航続距離を誇り、機体をぎりぎりまで軽量化することによって可能となったその優れた操作性から、ドッグファイトに滅法強かった事です。零戦は資源不足の中、逆転の発想と優れた技術で生み出された日本の誇りなのです。もちろん零戦が無敵だった時代はそう長くは続きませんでした。
しかしこの零戦の誇り、つまり日本人の矜持なるものは忘れてはならないものだと思うのですが、零戦は学校教育の歴史教科者には一切出てこないのです。それどころか神風特攻隊ですら今の高等教育の日本史には登場しないのです。これはどう考えたって可笑しいでしょう。実際に日本史の高校教諭に何故かと問うたこともあります。皆さんはどんな答えを想像しますか。「あ~、その辺は出ないからいらないよ~」ですって。その教諭がとても嫌いになりました(笑)教育がどうも可笑しな事になっている、と騒ぐ人は多くいます。けれども実際に何が可笑しいのか認識している人は取るに足らないでしょう。
ここで自分なりに現在の日本史教育に関して思うことを言えば、「日本が何故大東亜戦争に負けたのか」が分からない所が問題です。これは中学校の時からの僕の疑問でありました。日本史の教科書が教えてくれるのは「日本が悪い戦争をした、日本は戦争に負けた」ということのみなのです。技術的な部分、制度的な欠陥に関しての考察があまりに貧弱なのです。それが証拠に「日本は何故あんな無謀な戦争をしたのですか」と尋ねられて、自分の意見をきっぱりと言える人は少ないでしょう。「軍部が暴走して・・・」と多くの人はそう答えるかもしれません。何故ならそう習ったからです。しかし「何故軍部が暴走した」とすれば、どうして軍部は暴走したのでしょうか。歴史教科書にはあたかも日本の軍人は皆自らの私利私欲にしか目がないと言わんばかりな記述が目立ちます。けれども最も根本的な部分は大日本帝国の制度的欠陥にあるのです。明治憲法には日本の政治を行き詰らせる決定的要因がいくつもあります。
また当時の人々の認識を無視する事も現行の日本史教育の欠点だと思います。教育は国の根幹です。明治の志士たちが富国強兵を目指す際、もっとも力を入れて取り組んだのが教育問題なのでした。「GDPが世界二位」なんてそのうちどうでも良くなる日が来るでしょう。その時のために大切なことが自国への誇りです。別に「自分の国がすごい」って思うことがすべてじゃない。もちろん駄目な部分があるのならば何故駄目なのかを考えていくべきでしょう。それでも自分の国に対して誇りを持つことの大切さをみんなに伝えたい。
↑↑こんなことよく考えてましたよ・・・確かに。
この文章を今改めて読んでみると構成とか内容はかなり薄っぺらいんですけど、考えていることは今とあんまり変わってないかなぁという印象でした。
僕は中学・高校とホントに自分で歴史、特に日本の大東亜戦争について勉強していたんできっと自分が実際に受けている日本史教育に思うところがあったのでしょう。
しかし、教科書で特攻隊の記述がないなんて酷いなぁってホントに想う。
確かに戦争を肯定することに繋がりかねないっていう批判はわからなくはない。
それでもやっぱり、僕と同じくらいの年やもっと若い人たちが国のために戦ったその勇士は認めてあげないとだめだと思う。
いい悪いの問題を別にして、実際に命をかけた人間が沢山いるっていうところを忘れてはいけません。
僕は歴史を見るときに結構「感情」の部分を大事にする傾向があると思うし、これはずっと変わらないのかなぁって思いました。
それでは長くなりましたが
水曜日は初めての面接なんで頑張ってきます!!
- ABOUT
- 最新記事
- カテゴリー
- カウンター
- カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
- ブログ内検索
- プロフィール
コンサルファームでアナリストをやっています。
【生きていく上で大切にしたい3か条】
1.矜持を持つ
僕は「矜持」という言葉が好き。
自分を正当化するためのプライドなんて必要ない。
自分に変なプライドがあって、
自分の可能性を狭めているのなら、
そんな偏屈な自尊心はポイっしたい。
素直な心があってこそ、
「誇り」は自らの力となる。
2.「理想主義」であること
僕は「現実主義」という言葉が好きじゃない。
よく「現実を見ろ」っていいますよね。
でもそれって結局のところ「現状維持」なんです。
理想を描ける人になりたい。
理想を語ることのできる人になりたい。
そういう意味での「理想主義」です。
3.誰かのために頑張れること
「社会貢献」ってよく聞きますけど、
それは一体何を意味するのでしょう。
「自分のまわりの人たちを大切にすること」、
僕はそんな風に定義できるのだと思います。
もちろん“まわり”っていうのは様々な範囲がある。
だから、ボランティアでゴミ拾いをしている人たちや、
食糧支援をしているNGOだけが「社会貢献」を担っているわけではない。
本当に小さなことでもいい。
「あなたがいてよかった」、
そんな風に思ってくれる人が一人でもいてくれれば、
それは紛れもなく「社会貢献」なのです。
- アーカイブ