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眠いっ!!
卒論のDraftを書こうと悩みに悩んでいる一週間です。
なんか卒論のテーマがすごくでっかくなってきてビックリしてる。
日本人の政治文化論をやってるのですが、最終的な目標はタイトルみたいな感じになる予感。


「和」の超克

この「和」というのは「和を以て尊しとなす」の「和」です。
僕は厩戸王子を尊敬してるし、やっぱ彼はすごいと思う。
ただ日本の政治文化をやっていくと、「主体性」の問題や「自由」の問題になってくる。
デモクラシーという制度自体がそれを前提にしてるため、その土壌がないとおかしなことになる。
現在日本が抱える多く問題、もっといえば近代以降抱えてきた問題の根本的な根源はここにある気がするんです。

どんな制度を取り入れても、結局は「人」がそれを動かすんです。
長い歴史の中で作ってきた文化や思考様式の上に、「デモクラシー」を輸入した日本の未来を考えるには絶対にここは外せない。
しかも日本の場合「和魂洋才」といって、西欧近代文明を形而上と形而下にわけて、形而下の部分だけ取り入れようとした。
ここに日本の政治を考える上での難しさがある。

日本の伝統的な価値観であった「ムラ」の論理や汎神論の世界に西欧文明の制度だけを組み込もうとした。
さらに近代においては知識人と民衆の思考様式の乖離っていうか、知識人の民衆蔑視が出てくる。
戦後においては、その意味もちゃんと考えずに「デモクラシシー」を手に入れた。
民主政ってそこに「ある」ものじゃないんです。
絶えず「する」ものなんです。
日本で社会契約論や自由の意義をちゃんと考えた事のある人がどれだけいるのか。
そんなことを考えると少し悲観的にもなります。

「政治はどこか遠くでやってるもの」
「私が幸せに暮らせるように、政治家はちゃんと政治をやってくれ」
という現在の政治的態度って突き詰めていくと複雑な歴史的状況と文化的土壌の交錯したものだと思うんです。

多分これを乗り越えるには、それこそ「現代革命」しかないんです。
まずこの精神構造を明らかにしないとダメなんですよね。
ちゃんとこれが実感をもって理解できれば、変わってくる。
無意識っていうのはある意味一番やっかいなんです。

ただ僕は「日本批判」を書きたくはないんです。
「日本はこんなにダメだ。だから民主主義が成り立たない。」
こんなのは思考の停止です。
「じゃどうすればいのか」を考えなくなったら、人は判断停止に陥る。
それに僕は日本が好きだから。
でも好きだからこそ、ズルズルべったりもダメなんです。
どうすればよくなるのかを考えたい。
それこそ「主体性」のない卒論なんて書くに値しない。
そんな論文は図書館にいけばいくらでもあります。
僕は「主体性」を持った「主体性」論を書きたいんです。

どうやら日本の伝統的な文化や価値観には「デモクラシー」と相反するものがたくさんある。
そしてこの目に見えない部分が、近代から現代に至るまでの日本の政治を規定する大きな要素なんです。
「平成維新」なんてよく叫ばれますけど、僕は本当の「現代革命」みたいな可能性を考えたいんです。
そしてその可能性の考察は「自分の国をよくしたい」とか「自分の社会をよくしたい」っていう思いを底流において為したいんです。

こんな風にいろいろ考えていくと全然書けませぬ・・・



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男性
誕生日:
1986/06/17
職業:
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アルティメットフリスビー、読書
自己紹介:
はじめまして。Aichiです。
コンサルファームでアナリストをやっています。

【生きていく上で大切にしたい3か条】

1.矜持を持つ
僕は「矜持」という言葉が好き。
自分を正当化するためのプライドなんて必要ない。
自分に変なプライドがあって、
自分の可能性を狭めているのなら、
そんな偏屈な自尊心はポイっしたい。
素直な心があってこそ、
「誇り」は自らの力となる。


2.「理想主義」であること
僕は「現実主義」という言葉が好きじゃない。
よく「現実を見ろ」っていいますよね。
でもそれって結局のところ「現状維持」なんです。
理想を描ける人になりたい。
理想を語ることのできる人になりたい。
そういう意味での「理想主義」です。


3.誰かのために頑張れること
「社会貢献」ってよく聞きますけど、
それは一体何を意味するのでしょう。
「自分のまわりの人たちを大切にすること」、
僕はそんな風に定義できるのだと思います。
もちろん“まわり”っていうのは様々な範囲がある。
だから、ボランティアでゴミ拾いをしている人たちや、
食糧支援をしているNGOだけが「社会貢献」を担っているわけではない。
本当に小さなことでもいい。
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そんな風に思ってくれる人が一人でもいてくれれば、
それは紛れもなく「社会貢献」なのです。
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