『BANANA FISH』

ご存知の方も多いと思いますが、バナナフィッシュは僕のバイブルです。

今までバナフィについて日記を書いたことがなかったのが自分で不思議に思います。

あらすじＦｒｏｍ　ウィキ

謎の合成麻薬「バナナフィッシュ」。マフィアのボスディノ・ゴルツィネの男娼からストリートギャングのボスに成り上がったアッシュ・リンクスは、偶然この麻薬のサンプルを手に入れたことにより、ベトナムで何故兄であるグリフィンが発狂したかを知ることになる。

同じ頃、ストリートギャングを取材に来た繊細な心を持つカメラマン助手の日本人、奥村英二と出会い、共に「バナナフィッシュ」の謎を追ううちに、「バナナフィッシュ」とは政府と軍上層部が中心となり極秘裏に開発したアルカロイド系の合成薬剤で、投与することによりまったく無関係な人間を戦闘員、暗殺者に仕立て上げてしまう恐るべき“兵器”であることがわかる。図らずも触れてはならない裏の機密事項に関わってしまったことで、マフィア、国家、軍産複合体が複雑に絡み合う野望の渦に巻き込まれてゆく。

アッシュはストリートギャングの仲間を戦いで失いながらも、兄と仲間たちの仇を討つために、黒幕の正体を暴こうと巨大な敵に挑んでゆく。

僕はこのマンガより心を揺さぶられたマンガを他に知りません。


初めて読んだのが中学二年生。

隣の席の女の子から借りたのがきっかけでした。


幼心に受けた衝撃は言葉では語りつくせないものがありました。


マンガで泣いたのもこの時が初めてでした。

ちなみに小説で最初に泣いたのは、『エミリー』　嶽本野ばら著　でした。


アッシュはなんてカッコイイんだろう。

こんな人になりたい

って純粋に思ってました。


アッシュは強い。

みんなをまとめるカリスマ性や、見た目の華麗さにも憧れた。


でもアッシュの本当の強さって

「誰かのために一生懸命にになれる」

「みんなのために本気になれる」

ところだと思うんです。


このマンガは僕の人格形成っていうか、感覚を培っていく上で非常に大きな役割を果たしていったと思います。


それにバナフィに直接影響を受けているのはもちろんなんですけど、これをきっかけに少女漫画をよく読むようになりました。

たぶん中学のときは少年漫画より明らかに多く少女漫画の方を読んでましたね。

「フルーツバスケット」とか

「悪魔で候」とか

「神風怪盗ジャンヌ」とか

「っポイ」とか

「ふしぎ遊戯」とか

「ベルばら」とか

「妖しのセレス」とか

「イティハーサ」とか・・・


まぁ挙げてけばキリがないですけど、こーいうのばっか読んでました。


やんちゃだったのに、家では女の子っぽいマンガ読んでるっていう・・・

変わった子でしたね、きっと（笑）


きっと中学の頃にＢＡＮＡＮＡＦＩＳＨに出会ってなかったら、今の僕はなかったと思います。