『日本で一番大切にしたい会社』

ご無沙汰しております。

最近は書きたいことはたくさんあるのですが、
平日は帰ってきてすぐ寝ちゃうパターンが多いのでなかなか更新できません。

久々の日記は本の紹介から。


 

 

久々に心を打たれるビジネス本（？）を読んだ気がします。

「会社とは何か」
そんな問いを投げかけてくる著者は、「日本で一番価値がある」と定義した５つの会社を私たちに紹介してくれます。

身体障害者の方たちを広く受け入れ、
機械に人を合わせるのではなく、人に機械を合わせることによって多くの幸せを創出する会社。

立地環境が悪く、ビジネスチャンスにほど遠いと思われるような山奥で「思い」の強さで人をひきつける会社。

この本に登場する人たちに共通すること、
それは「人を思う気持ちの強さ」なんだと思います。

「会社は株主のもの」
僕も何の疑いもなく、そう信じ込んでいました。

純資本主義的な会社のあり方が問われている今の時代だからこそ、会社や経営を見つめなおすチャンスなんだと思います。

経営学でもいろいろ定義ってありますけど、
会社ってそもそも何のためにあるのかって考えていくと簡単な結論に達する気がする。

「その会社にかかわる人たちが幸せになれるため。」

こんな言い方すると全然ロジカルじゃないってつっこまれるかもしれませんが、
僕は「経営とは人を思う気持ち」だと思います。

今社会人ライフを送っている方や就活してる方に限らず、多くの人に読んでみてほしいと思う一冊です。